緊張する仕事、2日目。
計算上は、今日で完成させて納品したい日だ。そう思うが、今日はどうも集中できない。せっかく昨日、比較的スムーズに進んだのに、そのリード分が、集中できなさによってなくなってしまう。
そうして焦っても、私の集中力担当細胞は働くそぶりを見せなかったので、ある時点でテキストエディタを全画面表示して強制的に入り込んだ。
私は起きる時間が遅い。これは、猫がご飯を求めて私を起こす時間と、私が最低限とりたい睡眠時間の最適解を追求したもので、現時点ではまあまあいいバランスをとれている。
なので午前中はあっという間に過ぎる。猫の応対、猫トイレの掃除、メールの応対、SNSやニュースの巡回、猫の応対……。そうやって過ごしていると、あっという間に13時になる。それから仕事を始める。
だから、ご飯を食べ、しばし休憩して、「さて……」となるぐらいの時間が私の1日の「後ろ半分」のスタート。
その「後ろ半分」を過ごすにあたり、足元の暖房として湯たんぽを入れるか入れないか、冬の寒い間は毎日迷っていた。ガス代も水道代も高いからだ。
一応計算しているし、微々たるものだが、その「微々」すら迷う精神状態に置かれているということを実感する時間。
湯たんぽ一つにお湯を入れるかどうかにすら迷う毎日を送らせる政治、マジでクソ、と実感する時間。
この日は湯たんぽを入れることにした。
そうして仕事に向かっていたら、このようなニュースが入ってきて、一気に「はあ???」となってしまった。
出産条件に奨学金の返済減免 教育費軽減で提言へ―自民調査会
(時事通信、2023年03月02日20時02分)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030200985&g=pol
日本の現政権与党が営む政治に関する悪いニュースが入ってくるのは比喩でなく毎日のことで、しかも1日1つとは限らず、毎日「はあ?」とはなっているのだけど、これはそのなかでもグロさとセコさが際立つ内容だった。ぐったり。
怒り、情報を整理して、与党に「ご意見」……というところまでは元気を維持できなかった。仕事に戻る。結局終わらなかった。
(3月2日の日記を、3月9日に記述したもの)