「しっくり」

朝起きたら、久しぶりに窓の外が暗かった。仕事をしなければならないから別に問題ない、とはいえ部屋が暗いと仕事をしているとはいえ気分が暗くなるもので。

ここのところ、幸運にも仕事の予定が立て続けに入った。早く納品をと気がせくけれど、そういうときこそちゃんとした仕事をして納めなければならぬ。今日は原稿書き。今回は全体の筋がわりとすんなり決まった。文量も最初からほどよいものになった。あとは肉付けとそぎ落としを繰り返して全体を整えていく。意味としては同じ内容であっても、何を先に言うか、どういう文言を使うかによって、印象は全然違うものになる。何回読み直しても直したいところは出てくる。私の場合は、それをしすぎてもあんまりよくない気がするけど、その限界を超えるまではやればやっただけ磨きがかかるようにも思う。当たり前か。

今回の原稿はわりといい感じに磨けた気がする。仕事なので、常に最善を尽くし、自分の技量できちんと磨いたものを納品しているけれど、そのなかでも今回は、最初からこの形が決まっていたんじゃないかと思うようなしっくり感がある。でも大事なのは、クライアントが「しっくり」を感じるものにすることだ(受注仕事の場合は)。クライアントの「しっくり」を、私がちゃんととらえられていますように。

【今日読んだもの】
記録なし。

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