アイデア、印刷、毒戦

土曜日用の目覚ましをかけ忘れており、寝坊した。今日はコロのお迎えが夕方ということで、いつもよりたくさん遊べた。そのなかで絵を描く時間があった。同じテーマでお互いに絵を描き、見せ合おうと言う。コロが設定したテーマは「夜」だった。描きはじめるや手が止まることがないコロには、描こうとしている絵が見えているのだろう。翻って私はというと、どういう絵を描こうか思い浮かばない。そのことを話すと、「(コロ)は描きたいものがたくさん思い浮かぶよ」と言う。そういうふうに湧き出る泉を、私もかつてもっていたのだろうと思う。うらやましいし、どんどん描いてほしい。そうして描き上がった絵は本当にすばらしかった。

私はというと、結局これというイメージが思い浮かばず、Pinterestで写真を探して模写しつつ、多少アレンジを加えた。そうして描いた絵は、一見「まあ……悪くないか」と思えなくもないが、細かいところの書き込みを省略しようとしたり、写真にない部分を想像で描いたりしている自分に直面するものであり、「これだから私は絵がうまくならないんだ……」と残念に思った。それをコロに見せながら「(私)は描きたい絵も思い浮かばないし描いても下手だし……」とつぶやくと、「がんばれば思い浮かぶようになるよ、大丈夫だよ」と励ましを受けた。その気持ちがうれしいし、そういうやりとりができる成長を感じた。

椅子の座面に寝ている猫のイラスト。画面左側に顔と手があり、画面右側に足がある。座面の色は赤紫で、猫の柄は麦わら柄。
この絵↑は別の日に描いたもの。

久しぶりにZINEの注文をいただき、発送の準備をした。1号目と2号目の在庫が残り少なくなってきたので、そのうち増刷に行こう。でもまずは新刊について考えよう。

見たい韓国映画がいろいろU-NEXTに来ていたので、今日は映画を見るぞと決めていた。にもかかわらず、いざ選ぼうとすると選べない。新作を見る体力不足を感じる例のやつ。しばらくうろうろした末に、『毒戦 BELIEVER』を選択した。
ミステリー的観点の主軸となっている「ある人物の正体」については、早々に見当がついた。そのぐらい、その人物には単なる脇役ではない存在感があった。視聴後に西森路代さんの『韓国ノワール その激情と成熟』の当該映画についての記述を読んだ。西森さんと同じ感覚かどうかはわからないが、ラストの再会のシーンの風景や静けさや色合いに私も『別れる決心』の雰囲気を感じた。

そのまま、続編である『毒戦 BELIEVER 2』を途中まで見た。「この役を演じる俳優さんが変わってしまうとこの世界は成り立たないのでは……」「というかパラレルワールドということ?」という疑問を解決するところまでは見られず、眠気がやってきて終了。

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