とりにくさんのネットプリントを読んでからしてみたかったこと、「ほしいものリストをつくる、そしてプロフィールに貼る」をやってみた。
・私がしていいのだろうか(もっとほかに必要としている人がいるのではなかろうか)
・リストをつくって何も届かなかったらかなしくならないか
・政権が責任を放棄するための「共助」を促進することにならないか
などと考えて実行に移せていなかったのだけど、SNSで「ほしいものリストをつくって共有しよう、そしてできる範囲で送れるときに送ろう」と言ってくださる方がいて、その言葉に後押ししてもらった。
私が共有したほしいものリストは本が多い。前に「SNSでおすすめされていた本をほしいものリストで共有したらいいのでは」と思ってつくりかけたリストを使ったからだ(なお、「おすすめ本をほしいものリストで共有する試み」は、「その方法だと私がすでに持っている本の共有が難しいし、本が並んでいるだけではおすすめリストとして機能しないのでは」とやめた)。
でもほかの方のリストを見ると、食品や消耗品が多い。確かに、生存のための品、めちゃくちゃ大事だ。知らなかった商品も多くて参考になる。
Amazonのほしいものリストを使うことは、Amazonでの買い物を促進することになってしまう。それには抵抗がある。けども、リストをつくりやすい仕様、いつもの買い物の延長でひとにギフトを贈ることができ、それを匿名で送ることができる仕組みはやっぱりすぐれている。
私は、うちの猫を育ててくださった保護団体の方にたまにリスト経由で猫のフードなどを送っているのだけど、ああいう使い方ができるのは(私の知る限りでは)Amazonだけなんだよな。Amazon自体がとりまとめている保護犬・保護猫 支援プログラムも有用だと思う。
私がそんなことをしている傍らで、国会では梅村みずほがデマを開陳し、入管で命を落とした方や支援者の方を誹謗中傷していたらしい。こわくてちょっと聞けてない。
夜は、国会正門前の、入管法の改悪に反対する大集会を中継視聴。大阪や仙台でも街宣や反対アクションがあった。
大集会のスピーチは全部聞いてほしいけど、なかでも思い出野郎Aチームの高橋一さんのスピーチはすごかった。
日本において一般的な特権性をもつマジョリティとしてのスピーチ。マジョリティである自分たちが選んだ人間たちが起こしている問題だから、自分たちこそが止めなければいけないんだというスピーチが、高橋さんからなされたことはものすごい意義深かったと思うし、同じくマジョリティの一人として責任をつきつけられた(責める意味ではなく)という思いがした。
現地に行くことができない方が家でミニプラカードをつくって「デモ」をしたアクションもよかった。
そんな時間を経て目にした「十分骨抜きになった」には、もう言葉を出す元気が出なかった。人の生というものをなんだと思っているのか。