NOはNO

〈政府は2024年度予算の概算要求で、日本、英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発をめぐり、物品の輸入に伴う消費税を免除する特例措置を検討していることが判明しました。通常、輸入品には消費税法に基づいて消費税が課されますが、政府は、開発を管理する国際機関を設立し、同機関が輸入する物品に対する消費税を免除する方針です〉

消費税免除を検討/次期戦闘機 日英伊の共同開発/業者にインボイス強要の一方で(しんぶん赤旗)

もうなんか怒る言葉も見つからないというか探したくない……。
一応建て前では消費税は社会保障の財源ってことになっているわけで、それをこういう優遇するというのは、社会保障を削って軍事費に充てるのと同義だと思うのだけど、そういう理解でいいんですかね……。
だとしても「いや、社会保障は別の財源を充てます! 消費税増税で! インボイス制度で税収増えますし!」みたいなことになるのか……。

こないだのZINEにも書いたけど、インボイス制度にはこれまでもこれからも反対だし、もし10月に実施されてしまったとしても反対し続けるし、止めるためには今後の数年間(具体的には、経過措置がある期間)の反対がすごく大事だと思ってる。

政府は、インボイス制度で当座もくろむ増収は2500億円程度と見積もったけど、経過措置や各種補助金やら混乱収拾のための対応で支出がかさみ、「利」は相当減るはずだ。
それでもインボイス制度を強行するのは、経過措置が切れるあたりで消費増税し、税収を一気に増やそうとしているからにほかならない。数年後の税収のための種まき。
ここまでしてせっかくまいた種を、政府はそうそう引っ込めはしないだろうけど、種の状態のほうがまだとめやすい。それに、種の状態でも社会の混乱は相当になるはずだ。

そのためには、反対の声をたやさず自分も生きていくためには、自分も状況をちゃんと追っておく必要がある。たとえば公正取引委員会の動きとか、国会で取り上げられたとか。そして、できればそうした情報を蓄積しておきたい。SNSでは気づいたときに投稿するけど、流れていってしまうから。やっぱインボイスブログやっておけばよかったな……今からでもやるか……? インボイスZINEはつくりたい。

それに、今はまずはインボイス制度反対だけど、私はやっぱり日本の消費税自体がだめだと思っているので、立て付けも使われ方も及ぼす影響も全部だめだと思っているので、そのことを書きためておくだけでも価値があるかもしれないな。

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