朝5時に猫にご飯を出して、それから二度寝する。この二度寝をやめるか短くできればこんなわたしでも何事か成し遂げられるのかもしれないと、いまだに夢を見ている。現実のわたしはだいたい9時ごろにのっそりコーヒーを飲みはじめる。「今日も寝てしもうた……」という後ろめたさがあるので起後感は当然よくない。あっこれ、書いてはじめて自覚した。やっぱり二度寝ルーチンやめるべきかもしれん。
今週はひたすらラフをかかなければならないので、早々に机に向かう。日差しの入る角度が変わったのか、今日はやけにまぶしく感じるし手元が熱い。去年の10月もこんなだったっけか。メールをチェックするも、ラフに必要なメールは届いていなかった。しょうがないので猫と少し遊んでおく。
猫がごろんと小休止してくれたのを確認して、メールチェック。待ちメールはまだ届いていない。それならばと、今度はあるジャンルのオンラインセミナーのアーカイブ動画を見ることにした。ノウハウや技術などメモしつつ、おすすめ機材をぐぐるなどしながら、猫にご飯を出す。こういうことができるオンラインセミナーはとてもありがたい。アーカイブされて事後一定期間見られるセミナーはさらにありがたい。
午後も結局待ちメール来たらずで、周辺のちょこまか仕事や猫と遊ぶ仕事などをした。本当はこういうときこそ、忙しいときにはできない制作を進めたい。でもいざとなるとどう手を動かしていいかわからなくなってしまう。「10分空いたらすること」「1時間空いたらすること」などをリストアップしておくように、「ちょっと時間ができたらつくるもの」をちゃんと想定しておくべきなのだ。
でも本当は、「本当は〜べきなのだ」などと準備しておかなくてもつくりたいものが頭からあふれパッと手が動くというのが「本当」なのかもしれないとも思う。といって偽物だからと諦められるほど往生際もよくない。わたしの場合はとにかく何か手を動かすくせをつけて、手を動かすことに対するこわさをなくすのが先決だ。書くことしかり。つくることしかり。
なんてことを考えているとあっという間に21時22時になって「ああ、今日もここまでか」と思う。それならそれでこの時間に寝てしまって朝5時起床で二度寝なし、というルーチンにするのはどうかと考える。でも月曜は東京ポッド許可局を聞きたい。そうしてうだうだしていると、猫がご飯と遊びを要求してくる。