毛布とわたしの頭のなかの猫

2020年4月13日(月)

座椅子に座っているとき、足にかけている毛布の中に猫が入ってくることがある。噛まれずに、猫の体温を感じていられる時間がうれしい。もっと小さいうちに、人間の膝の乗り方とかを教えておいたら、そういうふれあい方があることを猫に伝えることができたのだろうか。

毛布の中で猫が寝ている。足から伝わってくる感覚によれば、その寝相は、わたしの足に対してスラロームのようになっているようだ。おもしろかったので、寝相を想像して描いてみることにした。ついでにブラインドで、猫の特徴をどれだけ描けるかも試してみよう。

猫を起こさないようにして、小さいノートと鉛筆を取り出す。書き損じた。消しゴムも取り出す。その辺りの「ごそごそ」で猫が起きてしまった。申し訳ない。まだ毛布の中にいるうちにどこまで描けるかな……。

という時間がとても楽しかった。絵中の○がわたしの足の位置。出てきた猫を見て思ったのは「手足はもっと長いな」。

猫のスケッチ200413

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