日常

2020年4月16日(木)

わたしにしては早めに目が覚めた。たらこにぎりもおいしい。Duolingoも少し進められた。比較的スムーズな1日のはじまり。

午前中の仕事がひと区切りついてメールを見たら、定期的にお声がけをいただいている会社からのメールがあった。いつものご依頼には、いまの状況ではもろもろ芳しくなく今後は不定期で、というメッセージが添えられていた。そうだろうなあと思った。むしろ今回仕事があったことがありがたい。

返事を書こうとしたら、部屋のドアが開いた。猫が開けたのかと思いきや父で、母の調子が悪いという。たまにあるやつかもしれないけど、と母は言うが、いろいろな可能性を考える。一気に世界が変わる。そうだとしてもそうでないとしても、とりあえずいま何が必要なのだろうとあわてて検索する。いまの病院では、持病の薬は処方してもらえるのだろうか。解熱剤は結局、イブプロフェンではないほうがいいのだろうか。たとえば防災グッズみたいに、参考となる「必要なものリスト」があったら。

うかつにも知らなかったのだけれど、いま、体温計の電池LR41はどこも品切れらしい。少なくともこの近辺では、どの店に行っても、体温計本体はおろか、電池売り場ではLR41のスペースだけがぽっかり空いている。次から次へと足りないものが増えていって、次は何がなくなるんだろう。

世界中で不足が増え、物流コストが増え、マスクを筆頭にいろいろなものの値段が少しずつ上がっている。「いくつか店をまわって安いところで買う」ということも難しい。移動は最小限にとどめたいし、移動中に売り切れてしまうかもしれないから、見つけたところで買うしかない。そうこうして、支払う金額が着実に増えているのを感じる。父の仕事も当分シフトが減るらしい。

1日どたばたして、夜になってから机に戻ったら、書きかけのメール画面が目に入った。ああそうだ、そういう1日だったんだった。今日は寒くもないのに猫がやけに静かだった。おかげで仕事ははかどったし、こうして日記も書けているけれど。

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