うだうだ……

毎日怒っているうちに5月が6月になり、7月になった。

6月は「仕事がない」と「体調が悪い」が重なって絶不調だった。
「今日の予定」が決まっていないと、予定を決めるための時間が長くなり、そのうち座椅子でうだうだしてしまい、あっという間に1日が終わる。その繰り返し。

そんな繰り返しのなかでも思うことはあり、日記は書きたかったが、どうにも手を動かすことができなかった。
ある日は猫に邪魔され、ある日は眠気に負け、ある日はまた怖くなっていた。

なんかもういろいろ、とにかく負けっぱなしで焦っている。
「なぜオレはあんなムダな時間を……」と布団をかぶりたくなるのはこの一月だけの話ではないけれど、ここのとこ特にまずい。
三井のみっちゃんは高校生でそれに気づけたけど、こちとらもう中年だからね……。

死ねる日まで生きるべく、銀行残高の減少カーブを少しでもゆるやかにするためには、新たな仕事か新たな顧客を開拓しなければならない。
なぜなら、これからどんどん年をとるなかで労働集約でフローの売り上げをキープし続けるのは難しいだろうから。
なぜなら、東京五輪後は日本の経済はどんどん悪化するだろうから。
そういう理由で、今後の仕事というものについて、ここ数年ずっと考えていたが、その足がかりを見つけられないまま日々に流されていた。

そして今は、COVID-19の影響で「目の前の仕事がない」という差し迫った状況に陥るに至り、とにかく焦って何かをつかもうとしているがつかむ糸がみつからない。

そういう現実から逃げるかのように睡眠を要する時間は毎日長くなり、生理中以外の期間にも下腹部の痛みが頻発するようになり、手湿疹は再発し、なんかもういろいろ、とにかくまいっている。

誰とも人間関係を続けることができなかったのは自業自得で、さびしさなどももう特段ないけれども、こうして毎日ぐんにゃりしてしまっている自分の形を確かめるために誰かの手を借りられたらなと、ちらっと考えてしまう。
まあそういうことなら、有料でメンターのサービスなどを利用すればいいのかもしれない。
それに、こうしてつらつら、ダラダラと書いているだけでも、ずいぶんと「自分」はクリアになる。
「わかってる よくわかってる でもできない」なんだけどね……

今日は姪と、姪の将来の話をした。
最終的に、一緒にブックカフェを作り、私が本屋部門を、姪がケーキ部門を担当しようということになった。
完全に夢物語だけど、あの数分だけはマッチ売りの少女がマッチをすった瞬間みたいに、ぽわっと道が開けたような明るい気持ちになれた。

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