いい番組を見た

少し前にMastodonで、万年筆のよさに言及している投稿がちらほら流れていた。ちゃんと読んでいなかったのでどういう流れでそうなったかもわからないし、おすすめされていた万年筆も書き留めていなかったけど、その流れに連なる投稿と思しきもので、セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」という商品を知った。ちょっと気になる。

万年筆といえば、プラチナ万年筆の「プレピー」は万年筆じゃなくて万年筆風のペンなんだと思うけど、書き心地が本当によくて、字がきれいになって出てきそうな感じがいつもある。あるとき文具売り場でたまたま見かけて買ったのだけど、本当にいい。あんまり出番がないけどめっちゃ気に入ってる。色もいいんだ。これで日記を書いたら気分がいいだろうな。でも、不精の私が手書きで日記を続けられるとは思えない。1枚ペラのZINEを、今度これで書いてみようかな。

Eテレの「100分de名著」、今日から始まる林芙美子の「放浪記」シリーズは講師が柚木麻子さんだということで、見る。

柚木さん、話がおもしろいだけでなく、インボイス制度に反対してくださったり、「Y2K新書」最終回の冒頭でトランスジェンダー当事者の方からのメールを読み、あの悪質なLGBT法(与党+維新・国民民主修正案)に言及してくださったり、安心して話を聞けると思える語り手(小説家である柚木さんに対し、語り手としての面だけ言及するのも申し訳ないが)。
番組もむちゃくちゃおもしろかった。来週も楽しみ。

なんとなく消さずにいた画面では、「100分de名著」に続いて「理想的本箱 君だけのブックガイド」が流れていた。今回のテーマは「戦争が迫ってきた時に読む本」。これは見ておこうと思った。そしたら、本の映像化の部分と朗読が本っ当によかった。特に『短くて恐ろしいフィルの時代』は、アニメーションもよかった。

あとで見かけた岸本佐知子さんのツイートで、『戦争は女の顔をしていない』の朗読は左時枝さん。『短くて恐ろしいフィルの時代』の朗読は古河耕史さん、アニメーションは西山英二朗さんと富島修司さんだと知った。これは再放送で録画しておこうかな。なお再放送は、7/8(土)と7/10(月)の2回。

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