「先週はどうだった?」

「先週? 先週はね、仕事はまあまあ順調に、予定通り終わった」

「順調っていっても、入っていた予定をちゃんとこなせただけだよ。新しい仕事は相変わらず入ってこないし、何か考えないとそろそろやばい。そういう意味では全然順調じゃない」

「営業活動、新規開拓……もちろん必要なのはわかってるんだけど、どの方向に動くかっていうのをもうずっと決めかねてるんだよね。したいことはいっぱいあるけど、どれも仕事にはならない気がして。仕事につながらないことに時間を費やすような優雅なことが私に許されるのだろうかと思いつつ、それをやらないと生きてる意味もない気がするし」

「別件の活動は、お手伝い部門はちょっとストップしてて、今は自分個人で何かするかどうかっていうのを考えてる。っていうか考えようかなってとこで止まってる。もう時間がないからやるなら早く動かないといけないんだけど、重い腰が全然上がらなくって。自分のなかで燃えさかっていた火が急激にしぼんだな感がすごいある」

「そうだね、前に言ってたある活動にひいちゃったのは影響してる。あと、自分が考えていたようなことを、すでにほかの方が準備を始めているとわかって、それなら別にやらなくてもいいかと思ったのもある。別に両方あったっていいんだと思うんだけど、そういうシチュエーションで自分がひいちゃうとこ、昔からあって」

「あとさあ、やっぱ怒るべきことが毎日ありすぎじゃない? ほんとありすぎて、怒る力が分散しちゃうんだよ。別件の活動は、自分の生活や命に直結する怒りだから、むしろそっちに集中すべきじゃないかって自分でも思うとこあるんだけどね」

「でもそれとは別に、やっぱZINEつくりたいなっていうのは改めて思ったよ。今回の活動と直結させるかどうかは別として、つくりたい。自分しか読まないかもしれないけど、笑。だとしても、それはちょっとちゃんと考えようと思った」

  *  *  *

昔、ふと思いついて、電話で話してる体の日記を書いたことがあった。それは書くのも読むのもなんかおもしろくて、何年も経った今も印象に残ってる。久しぶりにそれをやってみたけど、やっぱりちょっとぎこちないのは、日記を書く手が鈍っているのと、私が人と話してないからだろうか。

ARMYさんたちのおしゃべりがうらやましいというのはたぶん前に書いたと思うけど、先週のポリタスTVの瀧波さんと津田さんの「雑談」もすごくいいなあと思った。ああいう芯食った「雑談」を、死ぬまでにもう一度できるだろうか。

先週は久しぶりにフェルトの試作もできたし、染めのサンプルもできたし、多少は前進したんじゃなかろうか。来週はさらに脱ツイ廃して、そういうことに時間を使いたい。

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