Twitterを眺めていたら、NHK出版のサイトで提供されている「英語力測定テスト2023」についてのツイートをみかけた。
サイトに〈本サイト「英語力測定テスト2023」はNHK英語テキストのプロモーション用サイトとして株式会社NHK出版が提供しております〉とあるように、4月始まりの各種英語講座番組のテキストを売るための販促キャンペーンだ。毎年この時期になると、この手の「あなたにはこのテキスト/番組がおすすめ!」を提案するコンテンツが現れる。そして私は毎年それを受ける/見る。今年もやっとくかとサイトを表示した。
「英語力測定テスト2023」は、基礎力・対話力・読解力の3つに分かれている。最初にテストを受けるときは、個人情報を伴わない属性情報と英語学習に関する簡単なアンケートへの入力を求められる。その後、テストが始まる。テストが終わると点数と「あなたにおすすめの英語学習方法とNHKテキスト」が表示され、問題ごとの正解と解説が見られるようになる。
まずは基礎力テストから……おっと、けっこうむずくないか……なめてかかってた……。
画面に向かってじっくり読み、じっくり考えて解答したが、ようやく半分正解というところ。おすすめの英語学習方法は「英語学習参考書で学習」だそうな。納得。
これじゃあ英語の読み書きはもちろん、コミュニケーションはほど遠いなと思い、対話力テストはとばして読解力テストに進んだ。長文の問題を読み、それに関する出題に答える。質問文も選択肢もすべて英語。
まず、問題文の読解でつまずく。難しいというよりも、「単語の意味がわからない」「英語の長文読解の連続に疲れる」でつまずいているのを、読むそばから実感した。この程度で疲れていたら、英語の記事一つも完読できやしないな……これは慣れが必要だ。抵抗をときほぐして、英語よ読むことに疲れないようにしないと。あとは単語を覚えること。
テストの結果、表示された「おすすめの英語学習方法」は「英訳マンガを読む」だった。確かによさそう。点数は忘れたけど、当然よくはない。
ここまできたらと、最後の対話力テストも受けた。まさかの満点。
ただ、このテスト、出題シーンは確かに「対話」の場面だけど、テストで試されているのは「会話の流れをふまえて意味が通じる選択肢を選ぶ力」であって、結局のところ読解力じゃないだろうか。それとも、対話シーンでよく使われる単語・熟語の理解度テスト、という意味あいなのだろうか。だとしたら納得感はある。
「おすすめの英語学習方法」は「YouTubeで英語のプレゼン動画を見る」だった。「動画を見る」はもう実践しているのだけど、全然聞き取れないんだよな……それはどうしたら……。