猫とわたし

2020年4月5日(日)

うちの猫(オス・1歳半)は噛む。とにかく噛む。どうにか噛み癖をなくせないものかと、彼の小さいときからいろいろ試行錯誤してきたけれど、いまもってなお噛む。遊びの延長での噛みはだいぶ減ってきた。甘えの表現としての噛みは少し減ってきた。遊びの催促としての噛みは一向に減る気配がない。噛み方の試行錯誤も感じられるけれど、全体的にけっこう噛む。

この噛み癖にはだいぶ悩んできた、特に仕事が忙しいときは。「育児ノイローゼってこういうことなのかな……」と考えたこともあった。SNSでは、猫を飼っている人からは猫に対する愛が全面にあふれているというのに、どうしてわたしはこの猫を100%かわいい、かわいいと思ってやれないのだろうかと思ったこともあった。この猫はうちに来て幸せだったのかなあ、と考えることも。

いまもそういう思いは、生活のあちこちで顔を出す。ただ、いまは、対処方法を少しずつ編み出すことができて、お互いの距離感もなんとなく「ここかな」というのがわかってきたような気もする。猫も「がっつり噛まなくても、いいのかな?」と思うことが増えてきたような気もする。

今日も、仕事と猫の狭間でうろうろしていた。そんな1日だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です