そして入団へ

ほかの猫もそうなのかもしれないが、うちの猫は午前中活発で、昼過ぎからわりと静かになり、夕方以降はだいたい寝ている。たまに日をまたいだころ活発化するが、たいていは寝ている。

このリズムに合わせると、もともと起きるのが遅いわたしの午前中はほとんど仕事にならない。机に向かい、ようやく自分もエンジンをかけることができるころには、もう夕方が近い。するともう夕飯だ。本当の意味で集中できるのは、わたしがご飯を食べ、猫が寝静まったあとになる。だから、仕事が忙しいときは夜更かしになる。

そして猫は、4〜5時台にその日1回目のご飯を食べる。3時に寝ようが4時に寝ようが、容赦なく起こされる。もちろんまた寝るけれど、規定の睡眠量を満たすためには一旦起きる前とその後の睡眠時間を単純に足せばいいとはならないようで、余計に寝ることになる。

そういうことが重なって、2月の途中辺りからは、3時ごろに寝て10時過ぎに起きるサイクルが定常化してしまった。猫の朝ご飯はあらかじめ出してから寝るか母にお願いする。これが全然困らない。もともと外に出ないけど、今はなおさら外に出ないから、日が出ていようがいまいが関係ない。洗濯は母に委託しているので干す時間も関係ない。仕事の時間効率も最大化する気がする。それでも、わたしの5%か10%くらいが「これでいいのかな(よくないのでは)」と思っている、この気持ちはどこから来るのだろう。

でも今日は久しぶりに9時に起きた。天気もよく、午前中が長いのは精神衛生にはいい気がする。でも仕事の効率は下がっている気がする。この偶然を生かすべきか否か……そんなことをうっすら考えていたけれど、夕飯後の爆睡で夜更かし決定になってしまった。夕飯前に寝落ちしそうになっていたのは、昼に食べたパン(炭水化物)と目の前のおもしろくない仕事のせいにしていたけれど、そもそも睡眠時間が足りなかったのだな。2時間の遅れを取り戻すべくいろいろやって、今3時前。はかどったわあ。猫のご飯を出してから布団に入ろう。

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