我慢と空の広さの見合い

昨日今日と、件のボランティア活動の引き継ぎ書類をつくっていた。
最初は、次にお願いするボランティアさんを教えてもらって直接引き継ごうと考えていたが、その調整自体がうまくいかなくて「こりゃもうだめだな」と諦めた。

わたしが怒りと憎しみを向けているのは、わたしに対して不当な怒りをぶつけてきた、当該組織のごく一部の人間だ。けど、その怒りが暴走したとき、それが見当違いなものであること、わたしには非がないことを周囲の誰も指摘しなかったということが、思いのほか深い傷になっていた。あの団体の活動をしている限り、この怒りと憎しみに加えて、傷の痛みもちらつくだろうと思った。

仕事の説明書をつくるのは仕事に慣れていれば慣れているほど難しい。仕事を覚えはじめたころにつくるのが一番目配せのきいたものになる。今回もできるだけ注意点を書き連ねたつもりだけど、それでも漏れはあるだろうな。質問されれば答えるつもりだけど、きっと質問は来ないだろう。そうなればあとは、時間薬を待つのみだ。どうか、保護されている動物たちが困ることのないように。願うのはそれだけ。

本業の仕事はちょこちょこ残っているけれど、心が軽いのは確定申告を終えたからだろう。近々行く予定の美容院で髪をどこまで切ってもらうかを考える余裕もできた。いまのところ、今回は刈り上げてもらおうかと、ちょっと強めに考えている。

書類を送るのに郵便局に行くと、陽気が非常にほどよく、「猫が人間だったら、この陽気のなかを一緒に歩いて花見したりできるのにな」と思った。でも、今のこの世の中を人間として生きるのはなかなかに大変で、心地よい日差しを浴びて歩けるとしてもそれに見合うだろうかと考え直した。これってまんま、こないだの許可局でPKさんが何度も繰り返していた『すばらしき世界』の台詞「娑婆は我慢の連続ですよ。我慢のわりに大しておもしろいこともなか。やけど、空が広いち言いますからね」じゃん。「空が広いち言いますからね」。

許可局、土曜2時になったらきっとリアタイはできない。月曜24時という絶妙な時間と、Twitter実況で「ごきげんよう」と言い合う雰囲気がわたしはとても好きだったので、本当に残念。踊り場も好きだけど、この時間に踊り場をもってくる局の姿勢は喜びをもっては受け入れられない。ギガボディも終わらせちゃうしさ。

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