すっきりしたのは髪だけ(散髪した)

「猫を病院に連れていくべきか」の検討が必要な状況になり心臓が重い。一応「こうなったらこうする」の判断はしたので、あとは様子を見て、その判断に基づいて行動するしかない。しかないけど、こうなると「病院に連れていく」か「連れていかなくてもいいと思える状態になる」までせめぎあいが続くので。

「連れていく」にしても「連れていかない」にしても正解がない。連れていったとしてもどこまでするか、どこまでできるかの正解もない。ずっとそのせめぎあいのなかで、人間は最善を尽くすしかないし、どこまで最善を尽くしたと思っても「これでよかったのだろうか」もついてまわる。動物の医療難しい……。

それでも、今、家の中にいて医療にかかれる猫を見ていると、外でけがしたり病気している猫がいることを考えてしまう。何がどうなったとしても、目の前の猫がひとりで耐えるのではなく、猫と私と病院の先生とでどうするか考えられる状態にあることは、猫にとってよかったことは間違いないと思うので。

いろんなせめぎあいを経て、猫と飼い主と(信頼できる)病院の先生で出す結論というのが、そのときの猫にとってそのときのベストな選択肢だと、飼い主は思っていいと私は思ってる。がんばろう……。

 ◆ ◆ ◆

ということをTwitterに投稿した。
自分の考えを整理するため、自分の記録をするため、自分を励ますために書いたものでもあるけど、(自分1人の一方的な思いとして)届けたい人もいたので、Twitterに投稿した。

結局猫は日中はほぼ寝っぱなしで、夕方辺りからようやく起き出してきた。
これは、いきなり冷え込んできたことが影響している気がする。何かの異常を推し量るとき、「いつもと違うところ」で状況を切り分けるのが大事なのに、今日になって寒さという外部要因がドンッとのっかってきたので、切り分けがさらに難しい。

でも食欲はあって、空腹の催促もいつも通りにしているし、ちょこちょこ遊びもした。甘噛みもいつも通り。なので大丈夫そうな気もする。
でも、悪い想像というのはちょっとしたところからどんどん育っていくものだ。今の猫を飼う前に、あっという間にいなくなってしまった小さい命のことをどうしても思い出してしまう。これはもう明日病院行くしかないなと今のところ思っている。

なので、その分(明日仕事ができない時間の分、そして病院での診察料の分)今仕事をしなければならないのだけど、今日は見事に仕事をする気になれなかった。

お金のなさ、暴政、下請けだと思ってばかにしているのだろうなと思わざるを得ないクライアントのこと(そしてなくなった仕事のこと)、容量が足りなくなりつつあるHDD、催促された住民税の支払票、年末年始の買い物、お金のなさ、そういうものと、目の前の猫のこと、いなくなってしまった猫のことがぐっちゃぐっちゃに混ざり合ってどうしようもない1日だった。

あっという間にいなくなってしまった猫はFIPで亡くなってしまったので、私はFIPという病気をものすごく恐れている。いつもどこかに、今の猫がFIPにかかってしまったら、という不安がある。
先月、あるイベント動画で「FIPの最新治療法」を獣医師が解説してくれるというので視聴したところ、とても科学的、医学的知見に基づくとは思えない発言を聞かされ、心底がっかりした。でも、もしそれが本当に医学的に正しいのだとしたら自分の知識をアップデートしなければならないので、イベント主催者に問い合わせをした。けれど、その問い合わせに返信がない、ということを思い出した。このまま無視されるのかなあと考えたことも、混沌をさらに悪化させた。

そんな状態で、別のクライアントからさっき届いた、人として接してくださっていると思えたメールを読んで、涙が出た。やっぱり私は精神状態が相当よくない気がする。

私の計算違いで、ある案件の請求月が1カ月ずれていた(つまり入金も1カ月ずれる)こともけっこうきいてる。いつもの自分ならそんな間違いはしなかった……と考えて、いや待てと思う。私が考えている「いつもの自分」は、10年前ぐらいの私かもしれない。今の私はもうそんなものかもしれない。そんなんで、この先、これからもっと年を取って機能が衰えていくのに、やっていけるのだろうか。

やばい、超どつぼ。お金ないのがどれだけ怖いか身をもって知っていたはずなのに、この二十数年になんで何もしてこられなかったんだろう。こう考えるともうどんどんどつぼだよね知ってる……。

 ◆ ◆ ◆

[記録として]社会について、今、気になっていること

  • 物価。とにかく物価高騰が止まらない。買い物に行くたびに、何かが値上がりしているか何かが小さくなっている。
  • 光熱費の値上がりもやばい。これから冬が本格化するのに、やっていける気がしない。
  • インボイス制度が中止または延期になるかどうか。報道では、制度は維持しつつ一時的な救済措置をするといったおためごかしで逃れようとしている様子がにじむ。それではだめなのは自明だが、どこまでプレッシャーをかけることができるのか。
  • 衆院の憲法審査会のひどさ。緊急事態条項がぐいぐい迫ってきている。本当にもうやばい。
  • 防衛費増額には国債でも増税でもものすごい速さで進めようとすること。結局、政治家が自分自身の身分の危機を感じるほどのプレッシャーを感じない限り動かないという話で、市民の存在はそのプレッシャーになっていないという話の身も蓋もない感じがつらい。
  • とにかく、今の政治のひどさは枚挙にいとまがない。あれもこれもあれもこれもなのでつっこむリソースが全然追いつかない。とりあえず現与党には滅びてほしいし政権は交代してほしい。ゆ党以外で。その追求1点に絞るのが、リソース投入効率が一番いい気がする。というか根本的にもうそれしかないし。でも難しそう、というのが一番まいる。
  • Twitterのひどさ。そもそも社会がひどいのだけど、そのひどい部分を煮詰めたようなところになっている。言葉が通じる気がしない。このひどさを前にすると、今の政治を変えられる気がしなくなってしまうのがとてもしんどい。

全然書ききれないし、記録にもなっていない気がするけど、とりあえずメモ。

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