日記の断片

ここ数日で書いては消し、あるいは書いては投稿していた、日記の断片。

自分が猫を飼うまで知らなかったのだけど、猫は人を呼ぶ。何かと思ってついていくと、あるところでデンっと横たわって、「さ、なでとくれ」とばかりに目をつぶる。横たわるポイントはいつもたいてい同じで、わざわざそこまで移動してからおもむろにデンっとなる。どうしてそこなのか。昼間だったら、そこがいいのはわかる。日当たりがいいとこだから。でも24時間そこなんだ。なぜなんだ。

今日も呼ばれてその場所に誘導されたわけだけど、今日はその近くに物が置いてあった。猫はいつものようにデンっと横たわり、身体から手足からぐーっと伸ばす。と、伸ばした手がその物にぶつかった。そしたら猫は、横たわったまま体の向きを少し変えた。手を伸ばしても何もぶつからない方向に、角度を調整したのだ。
その方向転換はブレイクダンスみたいだった。どのようにその方向転換を決めたのかはわからない。見たのかな。神経を使って空間を察知したのかな。賢いな。でもやっぱりそこなんだ。そんなにその場所が好きなのか。

自分でもものすごく意外だったのだけど、Weverseの投稿を見てだばだば泣いてしまった。
改めて防衛費増額くそくらえと思ったし、反戦・厭戦の機運を払拭させてたまるかだし、戦争反対を言い続けないといけないと思った。

釜山コンのトークのところで、ジョングクが「サランヘヨARMY〜、サランヘヨBTS〜」と言っていて、それをほかならぬBTSのメンバーがBTSのメンバーに対して言うっていうところがほんとにいいなと思ったのだけど、そのことも思い出した。

釜山コンで、ジミンがこれから先30年後も40年後も行くんだというような話を、シュガが一緒に老いていこうというような話をしていた「これから」に、私はユニコーンの解散と再始動を重ねて見ていたようなところがあって、解散を経ることなくこれからもずっと続けていくための選択をできるBTSはすごいなと思っていた。

けど彼らの場合はもっと切実な状況があって選択があって、それを私はわかってなかったなと、今日の投稿を見て思った。
今生きる多くの人の人生を大きく左右する戦争というものを、どこからもなくしたい。

青空にトビ

更年期の諸症状には不安がある(仕事ができなくなったらもう試合終了なので)けど、生理の理不尽さには我慢がならないので、閉経を待ち望んでいる。ここ数カ月周期が短くなっているのが非常にうっとうしいけど、「一旦周期が短くなり、それから周期が長くなって閉経に向かう」の最初の段階であることを一縷の望みにして耐えている。けどいい加減うざい。

あと1〜数年これが続くとして、自分が生理を実体験できるうちに、チョカの先行事例になれるようなことを実体験しておけないかと考えている。けど、ピルはお金もかかるし、年齢の違いが大きすぎて参考にできない気もする。そうすると、今のところ吸水ショーツぐらいしか思いつかない。お金があれば、「全種類使ってみた」をやってみたい。吸水量の違い、形の違い、メーカーの違い、そういうのを全部試して、「こういうのはこうだったよ」って言えるようになっておけたら、少しは参考にしてもらえるんじゃなかろうか。

そう考えて、こう思う。チョカが当事者になる頃には、もっと機能が向上しているのではなかろうか。だとしたら、今経験しても参考にならないのではなかろうか。生理用品だってどんどん変わってきた。それならば、今の私の経験よりも、数年後の情報収集に時間をかけたほうがいいような気もしてくる。

日本のXTechを語れるほど私は詳しくないけど、「単にWEBや技術を使ったサービス」の域を出ていなくて、革新性が感じられないことが多い印象がある。日本のDXの大半が「単なるデジタル化」で「変革の実現」に至っていないように見えるのと同じ。
フェムテックも生理浴とかそういうしょうもないやつが目についてしまうけれど、吸水ショーツは本当に革命的にすばらしいと思う。自分が子供のときにこれがあったら、性格が多少変わっていたかもしれないとすら思う。そういうふうに、生理の理不尽から人を解放するものがどんどん出てきてほしい。私の先行事例なんか追いつかないほどに。

逆光を浴びている猫の足

「立民」(あえてこう呼ぶ)支持者が言うところの「立民に関する『曲解』を招かんとする報道に踊らされるのではなく、一次情報を見て判断すべきだ」というのは、正しいか正しくないかで言ったら正しいとは思う。
でも、「踊らされる」側にもそうなる理由があり、そうなるに至る不安な状態に置かれている人が多いのだ、ということも、もうちょっとわかってくんねえのかなと思う。

私が私のTLで見る限り「立民支持者が言うところの「踊らされてる人たち」って、少なからず政治に関心があって、今の政治はNOだと言っていて、だからこそ野党第一党にしっかりしてほしいと言っている人たちが多い印象。
そういう人たちが「踊らされてる」状態であるということを、当該政党はもう少し真剣に考えたほうがいいのではないかと、端から見ていると思う。

端的に言って、当該政党がもっと言葉を尽くせばいいんじゃないの? と思う。
SNSもYouTubeもあるわけで、支持者はもちろん、市民に語りかけるツールは山ほどある。

国会もあったし、毎日忙しいでしょう。
でも、マスメディアが叩いてくるのなんてもう百も千も承知してないといけないことで(今に始まったことでもないわけで)、そういう状況のなかでも支持を得るために、「曲解」報道なんかに負けないくらい言葉を尽くしてもいいのではないかと思う。

「とにかく『立民』的な存在を叩きたい輩」には何を言ってもむだかもしれない。でも、立民支持者が言うところの「踊らされてる人たち」はそうじゃないでしょうに。
「ウィングを広げる」前にできること、いくらでもあると思うのだけど。

望みすぎかね? SNSもYouTubeもある時代に? 政策集読んでから来いって? まあ素人の一市民の感情ですわ。
だけど、「『リベラル』がギャーギャー言って、内輪もめして、他を利してどうするんだ」というような支持者層の言い分は、こちらからすればずいぶんと傲慢に見える。

毎日毎日毎日毎日、政治に関するひどいニュースが飛び交う。「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ。責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきものだ」は怒りも落胆も絶望的に大きかった。自民党(と公明党)が政権を担っている限り、これからも毎日こんなニュースが続くんだろう、永遠に。

もう1個1個反対していてもキリがなくて、そういう政権を倒すしか根本的な打開策はないのだろうと思う。そしてそれを実現できないことこそが「『国民』の責任」だという面はあるだろう(としても、政治の責任を果たさない政治家に言われる筋合いはない)。

そういう場面にある今、自民にNOをつきつけるためには相当の妥協はする心構えはあるけれども、その妥協にも限界というものはあって、パッケージだけ変わるなら意味がない。「立民」、あんたんとこはどうなの? 中身はちゃんと自民とは違うんですよね? という話をみんな質している、そういう話でしょう。そりゃあ「ギャーギャー」言うよ、こっちは命かかってんだから。

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