美容院

美容院に行った。今回はカットだけだったこともあるが、動物病院の話で盛り上がり、雑誌を読むひまもなくあっという間に時間が過ぎた。近隣地域で動物病院の経験談を共有できるの、すごくありがたい。

美容師さんは私の希望通りに切ってくださったのだけど、家に帰ってすん……となるとなんとなく違和感がある。すっきり短くなって「このまま短くしていけばモヒカンも狙えるかもな」とも思えて、大満足の短さなのだけど……もしかしてこの短さに飽きたのかな……だとしたらうける。
それとあと、チョカからは間違いなく不評だろう、ジェンダーバイアスごりごりの一言を言われるのだろうと想像がつくのも若干憂鬱だった。ダメージを受けるほどではないが、チョカにすり込まれてしまっている価値観を直視し、それになすすべがない自分を直視するのは若干つらい。

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文学フリマ東京36に出て思ったこと – こけし日記

よかった。「for me(not for me の逆)」だと思った。

〈以前の私は書き手としてそれだけで食べていけるようにならないといけないという気持ちが強く〉

文学フリマ東京36に出て思ったこと – こけし日記

それね〜…………となれなれしく書いてしまうけど、私はこの「それだけで食べていけるようにならないといけない」を多方向に抱えていて、この数年はそうなれない焦燥感とともに生きてきたようなところがあった。けど日記ZINEは不思議と、その焦りとは全然別の心持ちでつくることができている。

私の焦りの発生源は「一人で老後を生き抜かなければならない」で、その発生源に対しては今もなおまったく何の手当てもできていないし、私も”一発当てたい思考”は常にあるけど、それだけじゃない心情でも動けるようになって、すごく楽になった。

私はそういう変化を一人の部屋でやっている。好んでそうしているわけだけど、「自分、世界せま」となるときがたまにある。でもこの方は、イベント出店でひとと接し、そういう「腑に落ち」があった。そういう経験もまたうらやましいな、そういうイベント出店いいなあと思った。

あと、とりにくさんの今回のネップリも、超「for me」だった。
こけしさんもとりにくさんも日記だから、(外からの視線を意識しているか否かは別として)基本的に私に話しかけている書きものではない。そのはずなのに、すごく「for me」だと感じられることがある。内容が、のときもあるし、それ以前に存在自体が、のときも多い。

さっき本屋lighthouseさんが紹介されていた「FROM THE HELL MAGAZINE vol.2」の紹介文に〈私が自分が辛い時と自分と似たように辛くなっている人の存在を知って生きる希望になるタイプの人間なので、このZINEもそんな人たちの気持ちを少しでも軽くするコンテンツになればな、と思っています。〉とあって、それね!! ってなった。

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美容院に出かける前に自分の日記ZINEをネットプリントに登録して、美容院の前後でテスト印刷をした。セブンイレブン、ローソン・ファミマ系、ダイソー・ミニストップ系の3パターンでテストしたところ、印刷の出方が全部違った。

セブンとローソン・ファミマ系に比べて、ダイソー・ミニストップ系は、印刷が少し粗いように感じる。ただそれよりも問題なのは、非表示・非印刷にしていたはずのガイド線が印刷されてたりされてなかったり、文字の背景に敷いた模様(Illustratorでペンで描いた水彩の線)が印刷されてたりされてなかったりすることだ。Illustratorでデータをつくり、印刷用PDFを出力し、それを登録したのだけど、そのせいだろうか。JPEGだったら全部同じように印刷されるだろうか。データをつくりなおしてもう一度テスト印刷する必要がある。

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