前々回から前回までのあらすじ

前回の日記を書いたあと「これ書くまでの日々のあれもこれも、本当は書き留めておきたかったんだよな……」としゅんとなり(↓)、のち「いや落ちこむこたない、今からでも書けばいい」とテンションが上がったので(↑)、箇条書きで簡単に書いた(順不同)。もう少しで全部書けそうだというところで何かがやってきて時間切れとなって、その続きをずっと書けないままに至ってしまった。なんでこんななんだろうと情けなくなるが、ともかく書いておく。


美容院に行った。ついでにその近くの皮膚科に行こうと考えていたが、そこでピアスを開けようかどうか、朝からひたすら悩んでいた。
主な悩みポイントは「感染リスクを増やすことをわざわざするのか」「でも暑くなったらよけい危険なのでは(なら今のうちに)」「自己満足にお金かけるのか」。とにかく決め手に欠けた。

美容院で待ち時間があったので「ピアス 悩む」「ピアス 病院」などでTwitter検索していたら、よからぬ場所にピアスを開けた写真らしき写真が出てきて凹んだ。どアップだったので5秒ぐらい何の写真かわからなかった。わかりたくなかった。

美容院の施術は例によって大満足。最後に個人事業主の老後の備えの話になり、それもっと話したかった! 小規模なんとか、前に一度検討して結局始めなかった理由はなんだったっけか。検討過程と結果は記録しておかないとむだが生じるし後悔にもつながるな、と改めて思った出来事。

ピアスは開けなかった。病院が激混みだったので。でも大好きな和菓子屋さんで草餅を買えた。今年は雪が多く、よもぎの入荷が遅れたらしい。5月の節句向けシーズンを迎えるまでの、短い短い草餅シーズン。あんなしは冷凍もできるらしい。今年もたくさん食べるぜ。


入会を検討していた絵画教室の作品展を見に行った。できれば運営の方に教室についてお話をうかがいたかったのだが、それらしき方もおらず、絵だけ見て出た。子供さんの展示がとてもよかった。もっと近いところだったら、姪に勧めたい。

作品展が行われていた地域には大きな商店街があった。カルディと並んで、昔ながらの団子屋さん、コロッケ屋さん、魚屋さんがあったのがよかったなあ。まだ寄るところがあるのに団子を買ってしまった。
あと大きい本屋があった。通路が広く、バラエティに富んだ雑誌が置かれている、いつも何か発見がありそうな本屋。発見がなくても楽しめそうな本屋。あの本屋があるだけでこの地域の魅力は大きい。……とニコニコで店内を回っていたが、歴史コーナーの陳列を見て萎えた。


「この仕事が終わったら確定申告を」というテンションを2月中旬からずっと引きずっていて、ようやく実行できた。

確定申告は、その前段階の帳簿作成が大変だ。こういう作業自体は好きだし、振り返りにもなる。作成手順にも「こうすれば来年はもっと楽になるな」という発見があり、楽しい。問題は、その作業は報酬が発生するものではなく、その作業中は仕事ができないということだ。例年は、源泉徴収の還付を確定申告の報酬的にとらえて自分をごまかしていたが、今年は源泉徴収額自体が少なかったため還付も少なく、そのごまかしもきかなかった。

後日、e-Taxにシステム障害が発生したそうだ。確定申告期限の前日。「原因不明」「復旧見込み立たず」の報にふれ、我がことのように血の気が引いた。青色申告特別控除の条件のひとつにするほどe-Taxを推しておきながら、サーバー負荷で障害ってそりゃねえだろ。

「ギリギリになってやろうとするのが悪い」的な高見の見物コメントを散見してしまったが、あらかじめ設定された期間内に有利・不利の差が生じるという前提はない。備えの範疇を超える事象をゼロにすることはできないだろうが、当該システムの特性を考慮すれば最大限備えるべき日であったはずだ。そういう高見の見物野郎は、「年末調整を期限ギリギリに提出したから受け付けられません。還付なしね」と言われたら納得するのだろうか。


親の老後をどうするかについて、妹と協議した。
この話し合いの日程調整から当日まで1週間ほどあったが、「そのことを思うと心臓が縮むほど嫌で嫌でしかたがない」という思いを久しぶりにした。小中の運動会前の気持ちを思い出す。

この件について私がストレスを感じているのは、「このまま面倒を見続け自分の自由と財布が奪われ続けるのも嫌」「かといって見捨てる決断をするのもしんどい」につきる。あのとき一人になることを選ばなければ、あのとき軽率に同居を持ち出さなければ、こんな決断を押しつけられることもなかったのだろうか。
現役時代真面目に働いてそれなりの貯金か年金を手にした親をもつ子供がうらやましい。この親のもとに生まれたことを子供時代の私がどうして疑いもなく肯定できていたのか、今となってはまったくわからない。


Appleのイベント、Mac miniこなかったなあ。でもよくよく考えれば、M2 Mac miniが出ていたとしてもアプリの対応に時間がかかるかもしれないし、私の使用状況でいえばM1で十分かもしれない。と考え、朝になる前に整備品を購入。私にしては決断が早かった。そういうご縁だったのだと思おう。

確定申告完了後、移行作業をした。Time Machineから復旧させるか、一からクリーンインストールするか迷って後者を選択。アプリの立ち上がりもデータのコピーもめちゃ早で大満足。

一番つまずいたのは、新キーボードの操作だった。Macの文字切り替えって、cmd+スペースじゃなかった???(デフォルトはCTRL+スペースだった/環境設定で変更可能)
キーボードの使い勝手は本当に大事で、「こんなんで本当に執筆仕事とかできるのか?」「これじゃなおのこと日記から離れてしまうのでは」と考えたほどだった。その後少々カスタマイズを施し、仕事で打鍵を重ね、どうにか慣れつつある。指がすべるキーにかわいいシールも貼ったので、気分もなかなかいい。

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