痛くなる目とうまくやっていくには

先日日記に書いたとおり、最近すぐに目がつらくなる。どうつらくなるかというのを言葉にしようと思ってはいるのだが、案外難しい。疲れる、乾く、かすむ、見えづらい、痛い……端的な形容で一番強いのは「痛い」だろうか。ちくちく痛んで目を開けているのがつらくなって、とにかく思考に集中できなくなる。

一度、つらくなったときに自分で実況中継してつらさを言語化しようとしたのだけど、目がつらいからテキストを打てなくて断念した。音声入力……一人暮らしだったらもう少しハードル低くできたかも……猫の移動のためにドアをほぼ開放してあるので……それ以前にしゃべるの苦手だけど……。

そういえば、目がつらいときに目をあたためるのがいいか冷やすのがいいかを眼科で医師に尋ねたところ、「ドライアイはあたためるのが奏効することもあるけど、炎症だったらあたためるとかゆくなることもある」という回答だった。
Twitterに流れていた広告で、目をあたためるとか冷やすとかみたいな話を見かけた記憶からこの質問をしたのだが、これはあくまで私のケースにおける質疑応答なので、当たり前だけど人によるし状態によるのだな、という結論に。

1日仕事をして、夜「今日はこの辺にしとくか」というタイミングになったときに、例えば本を読んだり日記を書いたりしようと思うが、以前は眠気で実現できなかった。今も眠気はあるけど、最近は目のつらさが勝る。
それも困るのだけど、仕事中に目がつらくなって集中できなくなることもあるので、なかなかしんどい。目は酷使している自覚があるので、いつかこういうことも起こり得ると恐れてはいたが、しょうがない、どうにかうまくやっていかないと。USBメモリを忘れる自分とも、すぐ痛くなる目とも、自転車をこぐだけで息が切れる体力とも。最後の体力は、もうちょっと自分ががんばったほうがいいのはわかっている。

gururiさんに頼んだ『怒りZINE』が届いた。大変申し訳なくも、近年の私は買ってきたり通販で届いた本をすぐ読むことができず、たいてい一度は積むことになる。けどこの『怒りZINE』は封を開けてそのまま読めた。

社会にはびこる差別や偏見、理不尽なこと、許せないことに、怒っている。
なかったことにせず、我慢せず、怒りとして記憶する。
あらゆる「怒り」を発信し、その背景を可視化し、共有するためのZINE。

政府内の差別発言、過剰な自主規制、社内のハラスメント、トーンポリシング、カスタマーハラスメント、無理解、人種差別等々に怒った人たちの文章です。
普通に生きて、働いているなかで、なぜこんなに怒りを覚えることが起きるのか。怒りが生まれる過程、その要因を知ることが、この社会の課題を考えるきっかけになればと思い、この冊子を制作しました。

『怒りZINE』

〈あらゆる「怒り」を発信し、その背景を可視化し、共有するためのZINE〉、やっぱりとてもいい試みだと思った。おれもやるぜ。

gururiさんのフリーペーパー『meguru』とポストカードも同封していただいてうれしかった。個人が経営している書店で本やZINEを注文したときに、しおりやフリーペーパーを同封していただけるの、本当にうれしい。ポポタムさんのステッカーも大好き。あと、納品書などの書類に添えてくださる一言メッセージとか。本屋lighthouseさんの「生存は抵抗」という添え書きは、今でもよくつぶやく。

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