先週をときほぐす(1)

特段忙しく過ごしていたわけでもないのに日記を溜めてしまった一番の理由は、机に向かう時間が少なかったから。それは「机に向かう=何かせねばならない」という義務感への抵抗ももちろんあるけれど、単純に椅子が座りにくい/立ちにくい構造になっているというのが大きいなと、やっぱり思う。居心地がよすぎて離れがたい座椅子は「何はなくとも座ろう」という気持ちになる以前に無思考で座れるのだけど、机用の椅子はどうも気構えちゃうんだよな……。一旦座ってしまえば悪くないのだけれど。

溜め込んでいた間に書きたかったことがいろいろあって、例によって頭のなかでふん詰まりになっている。掃除も経理処理も溜め込まないのが大事。それでも溜めてしまったものは少しずつほぐしていく(かまるごと捨てる)しかない。

先週のメインイベントは、パソコンとスマートフォンのデータ整理だった。必要なバックアップを取り、必要でないファイルを削除し、しばらくは乗り切れるようなストレージ態勢を敷いた。一番苦労したのはiPhoneの写真をMacに保存するところで、単純にコピーするだけで数日かかった。年単位で溜め込んでいたわたしが悪い。確定申告と同じだ。

iPhoneの写真や動画をMacに取り込むには、AirDropで無線接続してファイルをコピーする方法と、有線で接続してアプリ経由で読み込む方法がある。いずれの方法でも「写真すべてを一括でコピペして処理待ち」とはいかず、100枚200枚単位での取り込みを100回200回繰り返すような具合だった。しかもそれを繰り返すうちに取り込みが失敗するようになり、たびたび再起動を必要とした。この繰り返しで、あっという間に日々は過ぎていった。

iPhoneで撮影した写真のバックアップで一番肝心なのは、Live Photos機能を使って撮影した写真(+動画)を取り込めるかどうかだ。AirDrop経由ではただの静止画になってしまうようで、最終的に有線で取り込んだけれど、結局「静止画ファイル」と「動画ファイル」に分かれてしまった。で、この形式であれば、「Qubii Pro」のバックアップでも保存できるらしい。約8,000円でこのバックアップ作業から解放されるのはすばらしい。そのうち買いたい。あと、今回のバックアップ作業では、iPhoneで撮影したスロー動画の取り込みもちょっと苦労した。忘れないうちにどこかにメモっておきたい。

あと、「俺の家の話」! なんつっても「俺の家の話」だった。けどこの話はまたにしよう。

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